第5教室:『ナナ』(エミール・ゾラ)『椅子直しの女』学習済み

エミール・ゾラの『ナナ』を読みながらフランス語学習をする日記です.よろしくお願いします.

語学学習日記(フランス語学習)「仏作文」(9)(スタンダードフランス語講座③より)


仏作文(9)(スタンダードフランス語講座③より)

      
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  例文9

この頃までは、天皇崩御のたびごとに首都が変わった。

Jusqu'à sette époque la capitale changeait à
la mort de chaque Empereur.

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♦  半過去形は、話し言葉、文章語の区別なく用いられるテンスで、
  過去の状態・継続・習慣(反復)などを表します。

 「あのころは人生はもっと美しかった。」(状態)
   En ce temps-là la vie était plus belle.
 
  「彼はマリーと一緒に踊っていた。」(進行・継続)
  Il dansait avec Marie.

  「私は毎日散歩をしたものだった。」(習慣)
  Je faisais tous les jours une promenade.

♦ 複合過去が過去形における「点」のような動作(瞬時に始まり、
  瞬時に終わる動作)を表すのに対し、半過去形は、いわば、情景
  描写なので、「線」でもって譬えられます。
  この2つのテンスの相関関係をみてみましょう。

 「私たちがパリに着いたときは、どしゃぶりだった。」
  Quand nous sommes arrivé à Paris, il pleuvait à verse.

   * どしゃ降りだ。il pleut à verse.

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問題A
1: 彼が生まれたときは、私はカナダにいた。

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ゴタの答案: Quand il est né; j'étais en Paris.

 

模範解答 : Quand il est né, j'étais au Canada.

    
——————≪感想≫————————————————————————

あんまり恥ずかしいので、正解だったことにしたかったのですが、
「人間、正直が大切である」ことも学ばなくてはいけないので、
そのまま書きました。なんでこんなミスをするかね。だいたい
仏作文には、「パリで~」というフレーズがついて回る、という
先入観があり、これが裏目に出たというわけであります。

 【教訓】 いつもいつもパリが舞台ではない。 
            いつか大阪にも陽が当たる日が来る、きっと来る。


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問題A
2: 私があなたを呼んだとき、何をしていましたか?

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ゴタの答案: Qu'est-ce que vous faisiez quand je vous a applé ?

 

模範解答 : Que faisiez-vous quand je vous ai appelé(e).


——————≪感想≫————————————————————————————
         
que はqu'est-ce que でも構わないと思う。しかし、ai とすべきをa で
済まそうなんて、これは無理。いつもいつも a ではない。
「私」が主語の時もあるのだ。

   【教訓】いつも彼や彼女にさせてばかりではいけない。  
              a も aiも どんどん使いましょう。

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問題A
3: 私は子供のころ、田舎の祖母の許へ休暇を過ごしに
   行ったものだった。

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ゴタの答案: Quand j'étais un enfant, j'allais passé mon vacance
              à la campagne chez mon grand' mére.

 

模範解答 : Dans mon enfance, j'allais passer mes vacances 
              chez ma grand-mère à la campagne.

           
————————≪感想≫——————————————————————

初級用の物語を読んでいると、「子供のころ」という
言い回しには、よくお目にかかります。私の覚えている
のは、dès mon enfance. 物語文を嫌って、quand を使ったが
  dans でOkだったのですね。辞書で確認したところ、確かに
「彼(女)の子供の頃に dans son enfance 」
と、ありました。
お祖母さんを男性名詞にしたら100%間違い。
年齢が重なると、女の精気が消えて、男に近づくのでしょうか?
そんなアホなことはありません。反省しましょう。
     尚、grand-mère でした。  grand' mére とした私は
grade mére の省略形かと思っていましたが、
古代フランス語が、女性名詞にもgrand を使った名残りで
こうなっているらしいです。


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問題B1:

朝臣が芸事と楽しみにふけっていた間に、地方の武士階級に
対するその権威はますます弱まっていきつつあった。

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ゴタの答案: 
Pendant les nobles adonnaient àux arts d'agrément et l'autre plaisir 
leure autorité contre la caste de samuraï locale se mettait perdu 
de plus en plus.

模範解答 : 
Tandis que la cours adonnait aux arts et plaisir, son autorité sur 
les clans militaires des provinces devenait de plus en plus.faible.

        * tandis que  ~する間に、~しているときに
        
 ———————≪感想≫———————————————————————
               
朝臣百人一首でお目にかかる言葉。よく知らなかったので
国語辞典「明鏡」(大修館)で見たが、載っていなかった。
貴族は、「遊んで」ばかりいたから朝臣(あそん)なのか?
まあとりあえず貴族のことかと思い、nobles としたが
解答の方は la cours。
武士階級は「仏和辞典」では samuraï そのままでした。 
les clans militaires がいいですね。 
「だんだん」も和仏を引けば、peu à peu  となっていました。
de plus en plus は増えていくイメージがあるので  peu à peu の方がいいかも。
とりあえず、ゴタの怪しい答案は採点不可ということで、よろしく。
尚、aux のa にはアクセント記号はつきません。つけた私がバカなのね。

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問題B2:

昭和の年代は希望に満ちた空気のうちに始まった。
国の工業は発展し続けていた。 

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ゴタの答案: L'ère de Showa a commancé par l'air plein d'éspoir.
              l'industrie de ce pays était en progrès.


模範解答は: L'ère de Show s'ouvrit dans une atmosphère de 
              promesses. Les indusytries nationales continuaient 
              à se développer

 

———————≪感想≫———————————————————————
             
普通に辞書を引いて、se développer を使って作文すればいいものを
commencer par にしようとして、スペルミスを犯した。
commancer par ではなくcommencer par